2005.9.24 ・9.24 ラジオ。 /オスカー・ピーターソン「自由への讃歌」 

2005.9.24 ・9.24 ラジオ。 /オスカー・ピーターソン「自由への讃歌」 かすかな雨音を聴きながら一日眠っていた。何か夢を見たような気もするけれど思い出せない。見なかったかもしれない。 夜。ひさしぶりに新聞を手に取る。カレーを煮込みながら、米…

・9.7(夜1)冷たい子猫と布団に入る /9.7(夜2)ひざまづいて、子猫の頭にくちづける 

2005.9.7_____________・9.7(夜1) ※冷たい子猫と布団に入る 早めの夕飯。二人とも朝から何も食べていなかった。今朝スーパーで買って、お昼に食べるはずだったお惣菜を温め直す。食べながら話題はしぜんと昨夜の子猫、けさの子猫のことに…

9.7(2)子猫、入院 →子猫の容態が急変 /9.7(3)大粒の雨が車のガラスを /スコップを購入 

2005.9.7 ・9.7(2)※子猫、入院 →子猫の容態が急変 昼一時。 動物病院から電話。『こむぎちゃんの容態が急変したのですぐに来てください』 家人の携帯にメールを送り、バッグにお財布と帽子だけ放りこんで家を出る。 タクシーを拾えた。動物病院の地図…

2005. 9.7(1)子猫、うごけなくなった 

2005.9.7 ・9.7(1) 子猫、うごけなくなった 早朝。子猫が猫トイレでうずくまっている。砂の上に吐いたあとがある。そのまま出られなくなったらしい。抱き上げて猫舎の棚に寝かせる。横向きに寝たまま動けない様子。お腹の上下するのが早い。 あれ。触…

2005.9.6 空っぽの袖で眠る子猫 /いつでもそばにいて触れていたい。 /麦、やせたねぇ

2005.9.6 午前中。子猫は朝のキッチン探険を終えると座布団に乗ってきて、わたしの右腰にくっついて丸くなった。右手でそっと子猫の肩を抱く。たっぷりめの長袖シャツで、ちょうどいいお布団だ。子猫は目を細めて本寝に入る模様。でもパソコンで日記を書いて…

2005.9.5(1) 子猫を自由に /(2)尻尾が、わたしの足元をくすぐる /

2005.9.5(1) きのうの動物病院で飲み薬を処方された。朝と夜、粉薬のそれを水で溶いて注射器(針なし)で飲ませる。 朝。二人がかりで子猫をおさえて薬を飲ませてから、時計を気にしつつパンをほおばる家人。「こっちはアップルパイ??」「こないだ会社…

2005.9.4(2) 子猫、きちんとした病院へ /悲しいお知らせ 

2005.9.4(2) 病院で注射してもらって数日たつけれど、猫は良くならない。「あの病院、大丈夫なんかなぁ。猫の顔ちょっと見ただけで、検温もせぇへんかったし……」と家人。十日前ぐらいからお腹が出てきて、太ったのかな?なんて話していたのだけど、首の辺…

2005.9.1 ホウキギク開花 /アリ渋滞 /子猫の名前の由来 /その名をささやいて呼ぶ 

・9.2 ホウキギク開花 /アリ渋滞 /子猫の名前の由来 2005.9.2 バルコニー。ホウキギクが咲きだした。小さいビニールポットに根づいた50センチほどの丈のものは、見るたびに倒れている。いつもそれを起こしてから水やりをはじめる。 アリの行列が、ふだ…

2005.8.15 「この子、長くないかも」「えっ」/小麦と、麦。 

2005.8.15 昨夜九時半に寝たせいか、今朝は三時に起きた。早すぎて恥ずかしい。もっとこう、十時くらいに目覚めてけだるげに髪をかきあげ、青白い顔で「朝は弱いの……」とか呟いてみたい。 夕立があるというのでバルコニーの排水口の点検と、ついでにデッキブ…

2025.7.31 あたらしい家族 /子猫 

2025.7.31 きのうの夕方。大きめのスーパーで買い物。このところ、週末というと美味しいコーヒーのあるこちらのスーパーに来ている。1リットルのKEY COFFEE(低温抽出珈琲 加糖)6本と牛乳2本。コーヒーは棚にあるだけ買い占めた。もしそこに10本あった…

・麦わら帽子 /2004年4月、NHKライブビート(サンボマスター)。お姫様スカート 

2005.8.31 朝。こんな格好(Tシャツとパンツ)でまずいかな、大丈夫よね。と朝刊を取るために玄関ドアを開けると、目の前にアフロヘアの男の人。 ひっ、と口に手を当てて硬直。そろーっとドアを閉める。 隣りの人かな。ちょうど廊下を歩いてきたんだ。より…

・スモモ /小さな手紙---可愛いひとへ /晴海通り(※2004年)/おにぽて  

______________ ・スモモ 不器用な あなたの ______________ ・小さな手紙 --- 可愛いひとへ (※2005年 こぼれ種 1~6月) あのおじさん 旅に出て日曜版を切り抜いて歯がいたいタオルケットという幸福 スパゲティ茹ですぎてこ…

・2018 映画はじめ /ジャッキー・チェン「カンフー・ヨガ」 

2018.1.3 1.3(水曜) ・ジャッキー初め 年末、ジャッキー・チェンの映画を見に行こうと思い立った。「カンフー・ヨガ」という題名からして駄作の匂いがするけど。 でも、ジャッキーを映画館で見るなんてこの先もうあまりないだろうから、やはり見ておか…

・麦  (2005.7.17) 

なにかの草をちぎって町の外れまで歩いて叱られたことと一緒に海に投げた風がこうきて うまく飛ばなかった 塀と道のすきまに花火みたいな花あの子が浮かぶなんでだ? 夏はもうあれで 決まってるんだけどプールとか 田舎とかあの家とおばあちゃんのにおいとう…

・すみれ /桃 /心残り /星空のみなしご /可愛いパン //・Peach ・Regret ・Orphan of a starry sky ・Pretty bread 

_____________・すみれ (2004 春) 青い朝ひとりすみれに誓う 誰のためでもなく私のためでもない 白のための白 _____________・Violet (2004 Spring) Blue morning one personIt's vowed to a violet. For whom isn't it also?It…

・麦のこと。 /詩は降りてこない / 

2005年にやってきた子猫「麦」を9月に亡くしてからは、わたしのもとに詩が降りてこなくなった。心が凍りついてしまったのらしい。 あのときに麦といっしょに召されてしまったのかも。わたしはあのときにこの世の極北をみた。神聖かまってちゃんの曲名に…

冬の陽② あなたのカケラが飛んできて刺さる /2005.2

・冬の陽(2) --- あなたのカケラが飛んできて刺さる あなたのそれはこの まつげのすき間からこぼれてそっと旅立ちました どこか遠い国でパンになるかもしれません靴になるかもしれません花になるかもしれませんだれかのあくびや林檎のつるになるかもしれ…

/名も知らぬ詩 2002年。 ・クローバー /チキンライス /カラスがおうちにかえるころ /午後の森で /ハナレグミ。眠りの森 

_____________・クローバー (2002.10) きのうはひどい雨でまいっちゃったな。ん、濡れたって平気よ。踏まれても犬のおしっこかけられても千切られてもクローバーはクローバーなことに変わりないんだし。ね、お嬢ちゃん、その四葉どうしてでき…

⑥ 2005年2月、家人の入院雑記 ・余談 

_____________・余談 入院中、休憩室の喫煙コーナーで家人と煙草友達の人と三人で話したときに、煙草友達がこんなことを言った。 「廊下歩いてるとね、この人(家人)の部屋からワーッと笑い声がするの。いつも、あの部屋だけすっごい賑やかな…

⑤ 2005年2月、家人の入院雑記 ■正式な診断

_____________・2.28 家人は昼から病院で検査、日が暮れる頃帰宅。点滴を受けてきたと言う。朝から具合が悪かったとのこと。 座ってテレビを見ているぶんには何もないけれど、ちょっとでも歩くとすぐにおかしくなる。 うっ、うっ、と聞こえ…

2005年2月、家人の入院雑記 ④ 

_____________・2.23 退院 退院日。春一番が吹いて、桜の咲く頃のような暖かさ。 昼。病室で家人の荷物をまとめながら、部屋の人達にひなあられを配る。窓際の二人にはわたしから。あとは家人自ら(点滴台をガラガラ引きずりつつ)配り歩き…

2005年2月、家人の入院雑記 ③ 

_____________・2.21 家人から「水曜(23日)に退院できそう」とのメール。 一昨日の晩にブレーカーが落ちてからネットへ繋がらなくなり、翌日20日に友人に診てもらうことになった。 きのうの夕方。家人を見舞った帰りのバス停で、目の前の…

2005年2月、家人の入院雑記 ② 

_____________・2.19 昨夜は友人に電話をして、家人の事を報告したあとお互いの近況や他愛ない話。食事もあれだったのかもね、と言われてドキッとした。家人の食生活をもういちど見直そう。 彼女の声を聴くうちに気力が湧いてきて、また明…

2005年2月、家人の入院雑記 ①

_____________・家人の入院、概要。(2005年2月に入院) 17日。 家人、仕事先で倒れて病院へ行き応急処置。翌朝ひとりで帰宅。 18日。 (救急車→入院) 昼、トイレに入ったきり出てこない。しばらくあって私を呼ぶので見にいくと、四つん這いに…

名も知らぬ草に 2008年 ③ 

_____________・12.11(木曜) クマさんとの部屋を離れて三ヶ月。 メールはお互いを気遣う言葉が多くなって。 夜。別れの手続きのことを告げる。なじられるのは覚悟していた。長い電話。泣きじゃくるクマさん。かける言葉を探すうち、わた…

名も知らぬ草に 2008年 ② 

_____________・(2008.4.18 雨) なのに 声がでない _____________・9.5(金曜) 夜 天地が不明になったつぎの瞬間、後頭部に鈍い痛み。 一瞬の闇のあと。わたしの首を絞める手、口と鼻をふさぐ手。 悲鳴をきいた。 わたしの…

名も知らぬ詩、2008年 

_____________・内幸町 (2008.4) 人けのない 地上へとつづく階段 もし誰か この足どりを見たなら春の便りと呟いたことでしょう 蕾が花となる他を知らぬように わたしも今宵 この地を訪れる他は _____________・花冷えの夜、ひと…

2005年、こぼれ種(1~6月)② ・小さな手紙 --- 可愛いひとへ /・デシカと青い花 

_____________・珈琲はいかが ふだんの 何でもないほうのあなたと _____________・小さな手紙 --- 可愛いひとへ あのおじさん 旅に出て日曜版を切り抜いて歯がいたいタオルケットという幸福 スパゲティ茹ですぎてこんなとこにきざ…

2005年、こぼれ種(1~6月)① 

_____________・字の凹み (2005.1.16) まだ何か言い足りないでいる君よ すきなアイスでも買ってらっしゃい ついでにわたしのもチョコミントね チョコミント なかったらそぉね 君に まかせる _____________・P.M. 6:17 (2005.1.…

名も知らぬ詩、2005年 ② ・冬の陽(2)あなたのカケラが飛んできて刺さる /その他

_____________・Pastel 緑が緑になる 君の夢をみたただそれだけで _____________・おにぽて ひらがなで書くとかわいい やだ ごめんなさいちょっぴり可笑しいの _____________・4丁目のクレーン --- たっくんのたん…