⑤ 2005年2月、家人の入院雑記 ■正式な診断
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・2.28
家人は昼から病院で検査、日が暮れる頃帰宅。点滴を受けてきたと言う。朝から具合が悪かったとのこと。 座ってテレビを見ているぶんには何もないけれど、ちょっとでも歩くとすぐにおかしくなる。
うっ、うっ、と聞こえるので家人の部屋に行くと、家人がキョトンとした顔で「どないしたん?」。 お隣りが浴室の蛇口を勢いよく締めた音だったらしい。……よかった。また吐いているのかと。 あと、家人がトイレに入って長引いたりすると『また救急車??』とドキドキしてくる。
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・3.2 正式な診断
ほぼ一日おきに通院。入院していた病院で問診、紹介された大学病院では少し詳しい検査。
正式な診断が出た。『良性発作性頭位めまい症』(初めて耳にする病名。そんな病気があったのか)。 一生ものではなく、リハビリを経て、やがては完治するらしい。私と妹は「メニエール病?」とひそかに思っていたのだけど、違った。
今日の家人は病院の帰り道、途中まで歩いてきた。家から1キロ程の所にある『まみ~でりか』でお弁当を二つ買い、そこからバスで帰宅。 「歩きなさい」とお医者さんから言い渡されたらしい。歩くことと、いくつかのリハビリ的な運動をしないと直りませんよ、との事。それから「お家でも毎日血圧を計ってくださいね」とも。 血圧計、買わないと。