詩、日記、メモ

名も知らぬ詩&日記、2002年、11~12月

_____________・木枯らし一号 (2002.11) ええ ほんとうにすっかり寒くなっちゃって それね 図書館のところのいちょうきれいだから栞にとおもって なにか お話をきかせてくださいなぽつりぽつりでいいから そうそ お湯わかしましょうそれとも…

名も知らぬ詩&日記、2002年、10月

・メモ (2002.10) この数日間のこと。 ・『読者所蔵「古い写真」館』(朝日新聞社)昔の男の人の面構えに感動。固くむすばれた口元、しっかりした下あご、活きた眼差し、にポーッとなったり ・インチキ豚汁をほめられたり ・シュウクリームへの想いが消え…

名も知らぬ詩&日記、2002年、9月

_____________・瞬 (2002.9)■■ かじった鉛筆の渋甘い味、学校のしょっぱい色のカーテン、図書カードの「済」のハンコ、勝どき橋のぶつぶつ、晴海の野生化したクチナシ・キンモクセイ、毎月12日、ハイジと同じシュミーズ、夜のおつかい自転…